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百円の恋のメグのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
3.9
私はボクシングが好きではない。
でも、この映画を観て、初めてボクシングを肯定的に観れた。
それだけ、安藤サクラ演じる一子がボクシングを始める理由も、のめり込む理由もよくわかったから。
一子も自堕落な自分を変えたかったんだと思う。姉への怒りは恐らく本当は自分へのいらだち。
部屋を借りて、バイトをして、人と出会い、嫌な思いもし、それらを全部飲み込んで吐き出すための自浄装置がきっとボクシングだった。

新井浩文の役がほんとダメンズで頭きました(褒めている。
クライマックス、私の中で物凄く盛り上がったのですが、最後の最後が「そこに落ち着いちゃだめでしょ!」だったので、4点台にのらず…。
でも、安藤サクラの演技は最高です!賞とりまくったのも納得!
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