ひろあき

百円の恋のひろあきのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.3
安藤サクラの身体性がこの映画の全てを物語っていて、その説得力に圧倒された。野獣死すべしの松田優作以来の衝撃。総合的にはだいぶ面白いが、トレーニング中にかかる二つ目のBGMとラストシーンの安藤サクラの演技が全然良くなかった。どちらもめちゃくちゃ大事なシーンなのに、前者は東進ハイスクールみたいだし、後者は今までの身体性を裏切る不自然な演技。残念。
あと、個人的にクリープハイプみたいな、メンヘラっぽい歌詞を高音で歌ってるアーティストは総じて嫌いだけど、この映画の主題歌「百八円の恋」は映画のために書き下ろしただけあってキモいボーカルの負の部分が十分意味をもっていた。この映画とセットだと良い曲。

てか安藤サクラのシャドーかっこよすぎ!!俺もボクシング習う!!
ひろあき

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