原発という、深く重いテーマでありながら、エンタメに仕上がっていて観やすい。
偶然ビッグBに乗り込んでしまった少年の救出劇もハラハラしましたが、私の見どころはもっと後半。湯原と三島のシーン。
急カーブの坂道を猛スピードで走る車の中でハンドルを取り合う、ひとつの拳銃を2人で握る。どちらのシーンも江口洋介と本木雅弘の緊迫感が素晴らしくて、2人に飲み込まれそうでした。
原発については、人それぞれの考え方があると思うので細かく触れませんが、これから先も私達が抱えていかなくてはならない課題なのだと、改めて突きつけられた気がします。