なつこ

天空の蜂のなつこのレビュー・感想・評価

天空の蜂(2015年製作の映画)
3.6
原発という、深く重いテーマでありながら、エンタメに仕上がっていて観やすい。

偶然ビッグBに乗り込んでしまった少年の救出劇もハラハラしましたが、私の見どころはもっと後半。湯原と三島のシーン。
急カーブの坂道を猛スピードで走る車の中でハンドルを取り合う、ひとつの拳銃を2人で握る。どちらのシーンも江口洋介と本木雅弘の緊迫感が素晴らしくて、2人に飲み込まれそうでした。

原発については、人それぞれの考え方があると思うので細かく触れませんが、これから先も私達が抱えていかなくてはならない課題なのだと、改めて突きつけられた気がします。
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