k

アイス・ジョーズのkのレビュー・感想・評価

アイス・ジョーズ(2013年製作の映画)
2.5
山に潜むサメ型の怨霊・スカッカムが人々を襲うお話。雪原に飛び散る赤い血は、視覚的にとても効果的だし、オープニングの一枚絵も可愛らしい。
例え雪山であろうと無理矢理肌を露出させる姿勢は大いに評価します。露天風呂に入ってる女性たちがいつ殺されるのか今か今かと焦らされます。
ウィンタースポーツのシーンはやけに凝っているんですが、本編と関係ないところが無力感を沸き立たせますね。途中までは群像劇的なストーリーとして工夫されていて、まんま『ジョーズ』のプロットでも飽きが来ません。が、中盤から急にストーリーが雑になります。終盤にかけてはBGMまで含めてユルユル。
まさかの日本人スキーヤーが問題解決の鍵。本編は80分と短めで、スタッフの気遣い(90分は耐えられないだろうなぁという)も伺える、割と普通のサメ映画でした。
k

k