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はじまりのうたのlのネタバレレビュー・内容・結末

はじまりのうた(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

リピしてるうちに
大好き になった作品。

バーで ダンがグレタの歌に
楽器を重ねてく演出で
あ~~~ 音楽は イマジネーションだな~~~ って
視覚的に魅せられて ここで ぐっときた!

街中でのレコーディングが最高なんよね 。
ストッキングをポップガード代わりにしてるの
雑すぎやろ笑 すき笑
( スマホ、テープで固定してたやつも笑 雑!笑 )
こども買収 ( 言い方 )した上に
結果的にちゃっかり参加させちゃうとこも
いいじゃんいいじゃん~~ 。
ついさっきまで
大人にたかってたこどもたち( 笑 )の
『 hold on hold on~~ 』が 可愛い。

駅のホームでのレコーディングも
絵面的に 最高だし 逃げるのお決まりで好き 笑

観ればみるほど 聴けば聴くほど
どの曲も 心にじんわり沁みてくる。

屋上で ヴァイオレットも加わっての
疾走感あるけど暖かみのある曲
作品の心地良さと 夜の屋上とが相まって
ヒーリング効果が高い 。
あの夜の屋上を思い浮かべると
曲が頭の中に流れてくる 。
狭い路地裏も、バーで独りでに鳴る楽器でも。
五感が喜ぶ記憶に残るシーンの数々ですね、
すきだ~~~~~!

グレタの決断が めちゃめちゃ好きで
レーベル契約蹴って
ネットに楽曲アップロードしちゃう
ちょっと共犯っぽい感じもサイコーでしょアレ
グレタのちょっとドキドキしてるような表情も
自分の決断にわくわくしてる感じでサイコー !
このラストが
後味良く幕引きしてくれて ほくほくした気分で
はぁ~~~ 良い... もっかい観よ
って また再生ボタン押しちゃう 。笑
たぶん 全体的にまったりとした空気感、音楽、
騒がしくないところが 疲れさせることなく
心地よい雰囲気作ってくれてるんだろうな 。
100分ほどってのも良い 。

バイオリンやってる人間だから
バンドに弦いるの嬉ピ~し
前金契約でなくても『 ビバルディ以外やれるなら 』、
ピアノメンバーの『 辞めます 』
の潔さね 笑
退屈から抜け出す決断が爽快すぎる 。
人生の決断 あれくらいスマートにやってみたいよな 。

あとは
スティーヴみたいな 友達 いいなぁ。って 。
何かあったら 何も言わずとも察してくれる
あの空気が たまらん でした。
涙が零れるグレタに
『 砂糖入れる? 』とか『 美味しくなあれ 』とか
やってるスティーヴ可愛い 。
( ハンズフリーで楽器吹くとこ、完全に悦に入ってて笑うし グレタの圧察して 口からこぼれ落としたり。 おばかでチャーミングで好き。 )

勿論 " サントラが欲しくなる映画 " になったし
何度も聴いて 好き を繰り返してる 。

いつ観ても何度観ても
ぽかぽかした気持ちで作品に入り込める
大好きな映画 。
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