このレビューはネタバレを含みます
『控え目なGOKUDO達』
前作のマンション内部で繰り広げられるワンシチュエーションサバイバルとは売って代わり、刑務所や街中でのバトル、カーアクション有りと全てにおいてスケールアップしているので全編飽きが来ず観ていてられた。
シラットを駆使したアクションは相変わらずカッコイイ真似したくなる。ナイフで刺すときも映画『殺人ワークショップ』の様に同じ箇所を連続で刺すリアルさ。でもアクションと同様に人間ドラマも詰め込み過ぎたようでかなり個性のあるキャラクターを配しながらも説明しきれてないので(むしろしてない?)感情移入出来ずに勿体無いなと感じたし理解できない所も多々あった。
GOKUDOのタイトルにある通り日本のかなり有名所の役者に注目が行くんだけども延べ5分位しか出てないよ!JAP断れよ!遠藤賢一の「戦争だっ!戦争!!」位しか印象がない。
だけれどもこの監督の「次はないかもしれんからやりたい事全部やるぞ!」と言う気持ちが伝わったので大満足でした。