このレビューはネタバレを含みます
たしかに色んな問題があったりする。
・とにかく長く、色んなものを詰め込み過ぎなこと。
・潜入捜査をやっているのに警察が何やってるか、サッパリわからないこと。
・日本人キャスティングの必然性が感じられないこと。
・日本語で台詞を喋っているのに何を言っているのかほとんどヒアリングできないこと(特に遠藤憲一)。
・松田龍平が“いつもな感じ”なこと。
・カーアクションの音楽がボーンシリーズもろだったこと。
※カーアクション自体は韓国映画よりも好感が持てたが。
・カーアクション内アクションが笑うぐらい長く殴り合ってること。
・ホームレス風殺し屋(ヤヤン・ルヒアン)が大勢を相手にするアクションシーンでせっかく牛刀を持っているのに、ほぼ素手で倒すこと(最後は牛刀で殺すがOFFだったりする)。
・ホームレス風殺し屋のカミさんが美人で、不釣り合いの極みなこと。出会って、恋に落ちてなど想像が出来ないこと。(まあ、最後は別れちゃうが)
・ガンアクションがあったりするのに、最後はなぜか銃がほとんど出てこないこと。などなど。
以上のことを思う人がいて、それを基にした批判をし、この映画を否定する人がいることは容易に想像できる。
しかしそれでも私は体を張って論陣をはり、断固支持し、いかに映画にとって身体性が重要かを説き、それでもわからなければ(最後の手段だが)パンチを浴びせるしかないと思ってる。もちろん連打で(←結構マジ)。
@渋谷TOEI(11/25/2014)