みおこし

イントゥ・ザ・ウッズのみおこしのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)
3.1
なんだろう、この微妙すぎる感じは。
これだけの豪華キャストで固め、ディズニーが製作、しかも監督はミュージカルの名手ロブ・マーシャル。
どうしてこんなことに...。(笑)

まずキャラクターが多すぎて世界観がごっちゃごちゃになっちゃったのが原因かなあと。
あとはひたすら歌い続けるのがもうめっちゃ疲れちゃう、ちょっとは休憩して!って(笑)
世界観もあえて暗くしてるから問題なのかな、ディズニーという先入観なしで見ればもう少しダークファンタジーとして受け入れられたかも。
ラストは本当のハッピーエンドとは何か、って考えさせたいんだろうけど、ディズニー作品を観よう!って時点で、そんな重いことを考えるわけもなく(笑)
ナンダコレハ、とひたすら拍子抜け。

エミリー・ブラントとアナケンの歌が一番上手だなあと思った。
エミリーにせよメリル・ストリープ、アン・ハサウェイにせよ『プラダ』メンバーはみんな歌が歌えるんですね、スゴイ。

この世にあるすべてのハッピーエンドとは、裏を返せばある人のエゴは報われて、ある人のエゴが報われなかった結果もたらされるものなのかなーという解釈に至りました。
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