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イントゥ・ザ・ウッズのKUBOのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)
4.0
この作品はブロードウェイ・ミュージカルの映画化。赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェル、ジャックと豆の木などのおとぎ話の住人たちが「ウッズ(森)」の中で正伝とはかなり違う展開を見せてくれる。基本おとぎ話を茶化して笑おうっていうタイプのコメディ要素が強い作品なので、あまり過大な期待はしないで見ましょう。もちろん監督はボブ・マーシャルだし、美術も、衣装も、素晴らしいです。アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた魔女役のメリル・ストリープも、オオカミさんのジョニー・デップもいい味出してます。ただ、ミュージカルで一番肝心な楽曲に魅力がない。アニーを見た後に「トゥモロウ」を、アナ雪を見た後に「Let It Go」を口ずさんでしまうような、決定的なメロディがないのは玉に瑕。期待が大きすぎたかな?
悪くはないです。ディズニーファンは必見です。でも最高ではないな。
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