HosoYankovic

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛のHosoYankovicのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

嘘は真実という引力からは逃れられない。他人に嘘は付けても自分には嘘はつけない。棺桶の中で自分の人生を振り返り生き返る様は非常に印象的でシニカルだった。まさにイギリスのことわざ、恋と戦争は手段を選ばずと言った感じの内容だが、勝っても負けても戦争は皆を不幸にするだけなのだと。主人公の夫の受ける理不尽さもさることながら前向きな最後の彼に救われた。