つな

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛のつなのレビュー・感想・評価

3.8
チューリップの球根が家一軒分の値段にもなったチューリップバブルの時代の狂乱と、愛を知らず結婚した女が若い画家と落ちる恋の熱情をうまくオーバーラップさせています。
全体が黄土~茶色の画面の中、アリシアの青いドレスがひときわ鮮やか。デハーンくんも恋に盲目になる役が意外と似合ってました。
人物の心の機微を丁寧に描いて立体的なドラマになっていて、おもしろかったです。
つな

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