妻を亡くした男がいろんなものを破壊していくことで解放されていくという話。
日ごろから感情を表に出していないと、出すべき時に出せない。泣くべき時に泣けない、怒るべき時に怒れないと、自分の内側にモヤモヤが>>続きを読む
タランティーノ脚本と聞いて観ましたが、わたしにはあんまりハマらなかった。なんだかコールガールとの出会いがロマンティックすぎると思ってしまって。
でも暴力描写はかっこよく決まってました。ゲイリー・オール>>続きを読む
サンタさんをまだ信じてる子供に見せても大丈夫なやつです!
サンタを信じない兄と信じる妹の、ケンカしても協力し仲直りする家族愛に心温まります。
ホームビデオやプレゼントやトナカイなどの細かい設定も行き届>>続きを読む
パルパティーンが着々と足場を固めています。
この新3部作は、公開当時は私はその魅力に気づいてなかったのですが、シスがどのように議会において覇権を握ってゆくかという政治劇としてとても見ごたえがあります。>>続きを読む
何でも叶えられる魔法の力を持ってしまったらどうする?というコメディ。
サイモン・ペッグが犬と戯れたり、縛られて女装させられたりと楽しいし、しゃべる犬がかわいかった。
適性検査で所属する世界を決められ、そこからはみ出してはいけないように管理される世界と、それに反抗しようとする若者たち。
設定はなかなかおもしろかったのですが、続編を見ようという気にはなれず。
ゾンビパニックもの+家族愛の傑作。
電車という構造を使い、車両と連結部、トイレ等で区切って見せていく造りが巧いし、ここはこの手で乗り切って次はどうする?ってドキドキしながら観ました。
どうやって助かる>>続きを読む
グレゴリー・ペックが無実の罪で裁かれる黒人青年の弁護を引き受けた白人の弁護士役で、堂々たる男っぷりです。
現代においてこれを見ると「白人のための」映画だなと感じる部分もあるのですが、当時アメリカで原作>>続きを読む
当時劇場で見ましたが再鑑賞。
ストーリーが全体的に偶然に頼りすぎというか、ポッドレースも最後の戦闘も危険すぎる賭けで、そこがあんまり乗れない…。
それでも、クワイ=ガンとオビ=ワンのほのぼの師弟関係や>>続きを読む
謎の天変地異で文明が崩壊した後の灰色の世界。人びとは食料を求めてさまよい、人食いする人間も横行する。そんな中、南に希望があると信じて進む父と息子はひたすら「善」でいようとする。
エンタメ性は皆無。とに>>続きを読む
とても良かった。子供に見せたい映画№1になりました。
一見してわかる病気を持つというのは辛いことで、そのためにいじめられたり差別されたりする。そんな子供を主人公にして、その子の苦しみ、親の葛藤、さらに>>続きを読む
トムヒが出てるので見てみました。予想よりおもしろかったです。
ヘリが飛ぶシーンやガスマスクのシーンなどの画が良くて印象に残りました。あと、ナウシカじゃんこれ!としか思えないシーンがあった気がする。
金に困ったロック大好き男がウソをついて代用教員になり、マジメな生徒たちにロックと反抗を教えます、結果的にw
というのも、彼には教える気はさらさらなくて自分のやりたいことをやってるだけなんですよね。自分>>続きを読む
子どものころに大ヒットしていたのですが、わたしの親は単館系映画好きで「スピルバーグなんて」みたいな人なのでその時は見に行かず、大人になってから観ました。今思えばその時に観ていたら素晴らしい体験だっただ>>続きを読む
19世紀、ドイツにサッカーを広めた中学校の先生の話。
一人だけ労働階級の生徒がいていじめられてたり、町の有力者でお金持ちの家の生徒がメイドの女の子を好きになったり。この二人の生徒を軸に、コッホ先生がど>>続きを読む
まったくとつぜんに降りかかった悪い夢のような話。悪夢とはこのようなものか、と震撼させられた。ボコボコにされるキアヌが見れます。
主人公に非はなく(まぁないと言っていいですよね)、彼女たちの動機も主人公>>続きを読む
踊らずにはいられない少年、の描写がまず秀逸。
跳んで、跳ねて、回って、足を踏みならして、音楽もいらない、ただ躍動する体、の表現と編集が素晴らしい。
ビリーの周りの家族や友人とのやり取りも丁寧で切実でと>>続きを読む
80~90年代カルチャーへのオマージュにあふれており、スピルバーグの愛と遊び心を感じる映画でした。
オタク的要素を持つ人なら誰でもぐっとくるようなシーンがあり、元気づけられます。
面白かったのは、VR>>続きを読む
暗く重たいIWから打って変わって、軽快にストーリーが紡がれていきます。別れもありますが、全体的には希望と愛にあふれています。
とくに数々のオマージュに「ああああ」って崩れそうになりました。エレベーター>>続きを読む
大衆を魅了するのは政策や演説ではなく、SNSでの評判や切れ味の良いキャッチフレーズなんだというのがすごくわかりやすく伝わってきた。要するに細かい説明じゃなくて「空気」なんですよね。
誘導され扇動される>>続きを読む
特別な何者かになりたいというよくある承認欲求が肥大化してしまい、まっとうな道を踏み外していく愚かさや幼稚さが描かれていました。
前半の肉屋の窃盗や計画シーンがかっこよく描かれているからこそ余計に後半の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宇宙での圧倒的な恐怖を体感させてくれる映画。
死を覚悟したとき聞こえてくる地球からの音声が赤ん坊の声で、サンドラ・ブロックがそれを聞いて涙を流すところ、「トゥモローワールド」の赤ん坊を抱いて街を突っ切>>続きを読む
良い男を見つけることだけに一生懸命だったヒロインが、そこから抜け出してきちんと自分を見つめることができるか?という物語。
フワフワした前半はあまりのれなかったけど、お姉さんと彼氏のエピソードや、子持ち>>続きを読む
これまで3作ランティモス作品を観ましたが、どれも「この不条理な世界で正気を保ってたほうが負け」みたいなところがありますね。
どれもひとが狂っていくさまを見せつけられる感じの「イヤさ」がすごいし、今回が>>続きを読む
「この世界には羊・狼・番犬がいる。お前は番犬になれ」と父親から叩き込まれた主人公。強くあらねば、勝たなければ、というマチズモにがんじがらめにされ、いつも倒すべき敵を探す主人公の姿はアメリカそのものにも>>続きを読む
女の絵を集める主人公、古くからの友人、若い友達、秘密のある女、と謎めいた導入で引き込まれましたが、結果的にはいろいろ無理がある設定だったかなと思いました。
絵画や手袋などのフェティシズムに満ちた画面は>>続きを読む
自分のコンディションが悪かったためぼーっとしていて、タイムリープが絡んできたあたりでよくわからなくなってしまい悔やまれます。
でもキャラクターがみんな良いですね。有能だけど直感型で感情で動くタイプの主>>続きを読む
19世紀半ばにあったギャング間の抗争の話ですが、因縁の相手との関係、復讐、恋愛と盛りに盛ってあり、見終わったときはお腹いっぱいという気持ちになりました。
ディカプリオとダニエル・デイ・ルイスの演技合戦>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とても人気ある作品ですがノットフォーミーでした。
街のシーンはどれもスタイリッシュでキマってるし、ご近所さんの郊外の悪夢的な雰囲気は良かったです。
結局主人公は山に閉じこもってしまうのにヒロインはうっ>>続きを読む
ポール・ラッドが若い!
ジェニファー・アニストン演じるヒロインがゲイの男性に恋してしまい……という内容。設定が興味深く、先が読めないので物語に推進力がありました。後半やや強引ではありますが、気持ちの良>>続きを読む
このシリーズは2が素晴らしかったです。(サム・ライミ版も2が好き!)
タイムズスクエアの点滅する光、階段の上と下にいるハリーとピーター、ラストの高層タワーなど、すべての画が決まっててかっこいい。
キャ>>続きを読む
学校内のシーンがぜんぶ良かったです。バスケやスケボーのシーンなどグウェンとのやり取りには学園ラブコメ的なキュンキュン感があって、青春ものとしてとても良いです。ヒロインをきれいに撮ってあるのって大事。>>続きを読む
30年前に初めて見たときからずっと大好きな作品です。
たったひとりで戦う刑事、絶対ひとりはいる裏切者、魅力的な悪役、かくれんぼ展開のサスペンス感、そしてプロットの緻密さ、今思い出すだけでもわくわくして>>続きを読む
前作に続き2もいつだって負け続ける人生というのが魅力で、
どうしようもなくてもずーっと生き続けなくちゃいけないわけでその苦さとほんの少しの明るさが良かった。
良いことなくても人生は続いていくっていう当>>続きを読む
1980年の韓国で起きた光州事件。こんなことがあったんですね、ぜんぜん知りませんでした。怖いことだし、韓国でも日本でも世界のどこでも二度と起きてほしくない。
名もなき普通の人々が必死の抵抗をしてるんだ>>続きを読む
全体的に説明をしない作りで細かいところの詰めが甘いと言われればそうなんですが、この映画の素晴らしさは映像美、造形美ではないかと。
朽ち果てた地球の風景、この上なく優美な空中基地の造形、静謐で不穏なディ>>続きを読む