なんかこれもまた複雑な映画やなと思っていたが、ラストがえらいスッキリしてて。
小松政夫の花の切り抜き、なんか安っぽいことしてるなと思っていたが、壁一面に貼られてるシーンでは、いや〜マネしたい!素敵!ってなった。だから、その後の色あせボロボロになってる現実との落差が激しかった。
中華料理屋さんの宴会場でのピアノのシーンは、普通に泣けてきて、こんな単純な涙流す映画じゃないはず、と一瞬緊張感が走った。
蒼井優はサイコー!愛人と奥さんの対決シーンのベストになるのではないか。
浅野忠信も深津絵里もさすがの演技だった。
出演者全員良かった。