深津絵里しゅき。
割とほのぼのした話かと思ってたけど、節々に表れる薄気味悪い景色の色味とか暗さ。一見普通の人間のようでも、既に死んでしまった者が、時折見せる不穏な表情、違和感のある言動。それらがこ…
ピアノの部屋の構図と
橋の見える道端の構図が
きれいだった
量子力学と天文学はいつも
オカルトに接近されがち
死者の痕跡が五感に宿っているとすると記憶は呪いみたいなものだから忘れることが癒しなの…
U-NEXTにて見放題作品として配信されていたため、鑑賞。黒沢清監督作品第12弾。3年前に失踪した夫の優介(演:浅野忠信)が急に妻の瑞希(演:深津絵里)のもとに帰ってくる。そして優介は自分は既に死ん…
>>続きを読む3年前に失踪した夫が突然帰ってきて、『俺、死んだんだ』と普通に言う。
妻の元へ戻るために旅をしてきた場所を、見せたいから一緒に旅に出ないかと誘われ2人で旅に出る。旅先で生と死の曖昧な狭間で、残る未練…
初めから終わりまで諦念と未練と希死念慮たっぷり。
いわゆるなんていうんだ? 「甦り系」ジャンルではあるけど、テンションがずっと不穏だ。ホラー、…なのか? ロマンス…なのか…??
お涙頂戴感動系の演出…
面白いとは思わないけど凄く好き。
死者が恐怖の対象ではなくそこにいる存在として当たり前に包含される世界観に惹かれる。全員に見えているところが面白かった。そして黒沢清がこのアイデアにたどり着くのは物凄…
(C)「岸辺の旅」製作委員会