レオナ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のレオナのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「かつてのスーパーヒーロー役者のその後」という設定がまず抜群に面白い。マイケル・キートンのいい感じの老ぼれ感がリアリティがあってとても良かった。

「みんなが大好きなのは血とアクション。しゃべりまくる重苦しい芝居じゃない。」というバードマンの台詞。この「大衆性」と「作家性」の問題について悩んでるのはどこの国も同じなんだなぁ。

最後、バードマンそっくりのギプスを外して、自分自身の姿で空を飛んだことで、リーガンのこれからの生き方を象徴的に表してるのがカッコよかった。
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