あべきょ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のあべきょのレビュー・感想・評価

3.0
ワンカットとジャズドラムが象徴的で会話中心にテンポ感よく仕上げていて引き込まれるけど、話の中身にはちょっとついていけなかった。

自己と役、現実と虚構が混在する世界観は独特であると同時に少し難しくもあり、さらにメタ的にはイニャリトゥ監督自身も作中のリーガンに重ねられているようで、3つの物語が入れ子構造になってもいる。

アカデミー賞4冠というのも、表現技法や業界への皮肉の部分が批評家や玄人に好まれたという感じだろうか。多分刺さる人には刺さる作品。
あべきょ

あべきょ