じゅり

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のじゅりのレビュー・感想・評価

3.6
めっっさオサレだった。何か大ヒットしたキャラクターがしっかりしてる映画に出たハリウッド俳優ってみんなこうじゃないんかなあと思う。そのキャラクターが無いと生きていけないというか、囚われちゃうというか。でもあんなけ一生懸命に生きてる人は素敵。だからあの、批評家は私もめっちゃムカついたな。批評家ってそもそも何。何も背負ってるものがないのに批評するなよ的な事言ってたけど、確かによな。私は映画が好きやから、バードマンと一緒にあの批評家の言ってた映画論がむっちゃくちゃ腹たった。でも、最終的に面白い終わり方やったし、結構笑いどころも多いし、映画って何か舞台と相対的に比べてどうのこうの考えられた。やたらと賞を獲ってたのは、カメラワークももちろんやけど、いろんな、映画を作るにあたっての生々しい実情を一般人にもわかりやすいように落とし込めたからなんかなあと思う。バットマンを主役にしてるのもシニカルでおもろいし。みんなが知ってて憧れる有名人もただの人間臭い人でしかない。
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