カメラワーク。
技術の革新。
この映画の話題はそれらが優先。
僕はカメラワークの巧さよりも、ストーリーや作品の世界観、俳優陣の演技力に評価をおく癖があります。
だから本作がどんなにすごいカメラワークだとしても、どうしても認めたいのは、俳優陣の演技力。
とりわけマイケルキートン。
ジャックニコルソン以来かな。あんなに鬼気迫る役を観るのは。
あっヒースレジャーかも。
今を生きようと必死な作中の彼の情熱には感動を通り越して感服します。今回の役が本人の人生の重なり重みを増しているからこそ。
オスカーは取れなかったけれど、映画ファンが投票したらどうだっただろう。きっとかつてのバットマンに1票を投じるでしょう。
マイケルキートンにはこの作品を機に、改めて大きく羽ばたいて欲しいです!