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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のgのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッドヒーローから転落した主人公が自作の舞台で再起を図る。
ずっと観たくて旧作になってやっとみた。笑

なんとなくで、もっと明るく爽やかな話かなと思ってたけど、キャラそれぞれの汚い感情やダメなところが剥き出しのストーリー。嫉妬、憎悪、どんづまり感、過ち、、、でもなんだろ、ブラックユーモアというか皮肉というか、不思議と重くなりすぎない。基本暗いんだけど、好感が持てる暗さというか。演出がいい。

自分の語彙のなさにはひくけど、、、
とにかく芸が細かくて、果てしない才能を感じた。
カメラ長回しの臨場感もよかった。前評判はきいてたけど、あそこまでほとんど長回しでやってると思わなかった。
ああなると役者がやっぱりすごいんだろな。
主演のマイケルキートンはそりゃ、よかった。エドワードノートンが現れてまたサイコ役をやり始めた瞬間から傑作の匂いが。エマストーンも良かった。最後の表情とか。

久しぶりに見た、一度じゃ理解しきれない圧倒的な、エンタメというより芸術の映画。久しぶりに全身の鳥肌立った。
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