このレビューはネタバレを含みます
アカデミー賞作品なのにこんなに観てる人が少ないのはなぜなんだとずっと疑問だったけれどなるほど…という感じ。なかなかにクセが強い
独特のカメラワークで、自分も世界に溶け込んでいるかのようか感覚に包まれ、楽しめた。
過去の自分との決別を目指す主人公が、才能があってぶっとんだ同僚、嫉妬や娘との確執に悩みながら成長する物語
自分には栄光と呼べるほどの過去がないので全く同じ境遇ではないけれど、自己愛、自己満足でなく他者からの容認や愛情を得られてはじめて人は自分が存在を認められていると感じられる、というポイントには共感できた。いくつになっても人は誉められたいし認められたいし愛されたいんだなぁ、子供なんだなぁとしみじみ思ってしまった
大人になっても殻を破って成長できるんだ!努力すれば人の自分に対する見方は変わるし、違った見せ方ができるようになることで自分自身も違った世界が見えるんだよ!ということを教えてくれる頼もしい話であったなぁ
エドワードノートン、ファンキーだけどすごく素敵だった!ファイトクラブ以来しっかり見てなかった気がするけれどすごく存在感あって、今後も追いたいなぁと思った。あとグレたエマストーンもよい