M少佐

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のM少佐のレビュー・感想・評価

5.0
 マイケル・キートンはガンホーのころから好きで、ジャッキー・ブラウン、最新のロボコップに出たり中堅の役者さんとして我々を楽しませてくれている。
そんな印象です。

興味のある方は是非、劇場で。

一斉を風靡した映画「バードマン」
三作作られ、四作目の話が出るほどの人気作。
その主役を演じた男。
彼は落ちぶれ自らが主演監督脚本の舞台を上演する。
再起をかけて。
しかし、あまりにもトラブル続き。
不安焦り怒り悲しみ家族との確執。
果たして舞台は無事に開幕出来るのか?

何ですかこれは?
もう出だしから引き込まれます。
たしかに舞台とは特殊な場ではありますが、妙に共感できる部分があり、さらに引き込まれていきます。
しかも全てワンカットで撮ったかのようなシーンの流れと、時間軸の不安定さ。
好き嫌い別れそうですが個人的には好きです、ドハマりしました。
あとはドラムの音。
心地好いですねぇ、人によってはくどく五月蝿く耳障りでしょう。
ストーリーは目新しくは無いですが、とにかく演技を見せる魅せる作品ですから気にしたら負け。

とにかく皮肉とブラックなジョークで固められたコメディと私は解釈しました。
ラストシーンは最高に好きです。

・・・上手く書けないよ助けてバードマン!
M少佐

M少佐