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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の4747のレビュー・感想・評価

4.3
20数年前、ヒーロー映画(バードマン)で人気を博したリーガン・トムソン(マイケル・キートン)は今では落ち目の中年俳優。愛する元妻からは離婚を言い渡され、娘は薬物中毒になり、自分自身もかつての栄光から離れられないでいる。そんな彼が人生をかけて挑戦する舞台演劇であったが、トラブルは絶えず…。

2015年度アカデミー賞作品賞受賞作品。前から見たいと思っており、ようやく鑑賞。

ほぼワンカットという緊張感のある撮影方法、現実と虚構が入り交じった演出、劇中劇という複雑な構成は、映画内でも挙げられていた現代の映画に対する風刺がこれでもかと効いていて非常に印象に残った。

本作の不遇な主人公の状況と劇中劇のストーリーのクロスオーバーが小気味よく、それゆえの評判の高さだと分かると面白い。

大好きな俳優の1人であるエドワード・ノートンの演技も最高で、わかりにくい映画を作るイニャリトゥ監督の中で最も好きな作品。