のり

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)ののりのレビュー・感想・評価

3.8
面白いか否かの観点でスコアを出すとあまり高いものとは自分は思わなかったが、キャスティング、テンポ、音楽、撮影方法などを加味すると素晴らしい映画だったと思う。ワンカットで撮られたかのような映像は映画を観ているのにまるで2時間の劇場を見ているかのよう。主人公がブロードウェイに返り咲くストーリーと撮影方法を被せているというのは思い込みすぎかな。ストーリーに関してはまだ仕事をしていない自分に厳しさを突きつけられるような内容だったが、希望も与えてくれる内容だった。最後のシーンは解釈できなかったがどう考えるかは視聴者次第でしょう。アカデミー賞数部門受賞の肩書きは伊達ではなかった。
のり

のり