マクガフィン

いっツー THE MOVIEのマクガフィンのレビュー・感想・評価

いっツー THE MOVIE(2014年製作の映画)
3.0
性欲が思わぬ原動力になる思春期の日々。ファーストコンタクトのガールミーツボーイがホラー手法なのにコミカルに描く出会いが秀逸だが、このシーンがピークに。性欲まみれの男子高校生の雑多感に反するような抑制が効いた演出が効果的なような。原作未読。

除く・撮影する・撮影する所を見ることを繰り返すことで没入感の向上は城定監督ならではに。自宅部屋・部室・屋上・ロケのシュチュエーションが変化し、屋上でのモキュメンタリー的な撮影が良く、演出や構成には感心するがプロットは退屈なことも。変態と呼ばれて喜ぶのが変態。