JIZE

帰ってきたMr.ダマー バカMAX!のJIZEのレビュー・感想・評価

4.1
ファレリー兄弟が伝説のバカ映画を20年越しに再興させた最強凹凸コンビの続編第2弾!!腎臓病を治す珍道中で本域を発揮した"下品で不謹慎な小ボケ感"を賞賛!!名作の馬鹿オマージュも!!遺産相続を巡る暗殺計画は指摘!!まず悪い捉え方をすれば有害度が物凄く高い作品ではあり風潮も前扱った『ネブラスカ(2014年)』ぽいボケ老人同士が間の抜けた言動で常識の域を脱し爆笑を誘発する構造。開幕から20年間の沈黙を吹っ飛ばす破天荒な馬鹿加減が華麗に炸裂。どんな深刻な事態も"冗談"1本で軽く済ませ事態を笑い飛ばすロイドとハリーの長き人生を通じ微塵も"成長を感じさせない"馬鹿な間柄(資質)がこの(シリーズ)映画の持ち味だと改め痛感。爆笑と失笑の間を閉ざさず観客にも隙を与えぬ"つるべ打ち連鎖"も前作に引き続き快感な109分間。俳優陣は前作『ジム・キャリーはMr.ダマー(1995年)』から主演2人が続投。両者とも外観やフットワークなど歳は老いても芸達者な演技で魅せる切れ味が微塵も色褪せずまさに最高。事前に示唆された『テッド』より下品で『ハングオーバー』馬鹿度を凌ぐ馬鹿丸出しな謳い文句もあながち冗談ではなくなってきてる。小ボケ感で言うと例えばロイドが他人の玄関でベル鈴を100回以上連打,爆竹で焼死レベルの悪戯,ビールに悪臭を混ぜ他人に嗅がせる下りも前作踏襲で失笑させられ対象も障害者だろいが同性愛者,動物虐待でもギャグのネタになれば何でも採り上げ禁断をブチ破る前作より遥かに鍛錬され笑い飛ばせる雰囲気は最高であった。今後もマイ馬鹿映画の王道になりそうだ。ロイドが売店で購入したホットドックをウィンナーだけ先にむしゃぶりつき残りパンを道先に平然と投げ捨てる場面も不謹慎ながらあまりにも行為自体が自然そのものだったので苦笑。ジムキャリーの名作『マスク』で築いた顔芸も色褪せず本気で最高。原題『Dumb and Dumber To』の"To"は"Two"と要は馬鹿2人で掛け合わせ皮肉感を出したとか。

概要。ジム・キャリーの代表作『ジム・キャリーはMrダマー(1995年)』より20年振りの続編。監督は前作に引き続きピーター&ボビーのファレリー兄弟が担当。主演も前作から続投を果たしロイド役に『マスク(1995年)』のジム・キャリー。ハリー役に『消されたヘッドライン(2009年)』のジェフ・ダニエルズが再び共演を果たす。また本作は『ベイマックス』や『インターステラー』を差し置き全米初登場No.1を獲得しました。

また今回(続編)の話は20年振りに旅に出た2人がハリーの腎臓病を治すためドナーと成り得る血縁者を探す...という前作より恋愛模様やロードムービー形相を呈した世界観の反映が縮まったお話に思えましたね。大体は(特に後半部)遺産相続を巡る暗殺計画を本題に天才博士が集うカンファレンスが本幕なため2人の持ち味"野蛮な活劇"が地理的かつ絵的にも前作と比較すれば鈍く配され抑圧気味な印象も凄く受けた。まぁそれでも車道にナゼか電車が突っ込みそれを喜劇調に演出する場面や防腐剤を飲み干し人工甘味料と問いを投げ掛ける場面,老人養護施設でロイドのオムツをハリーが20年間に渡り取り替え続ける場面なんかは不謹慎な小ボケが炸裂し最高な推し場面なんだが。事実を軽妙な冗談で認識し楽観的に処理しては前に進む展開の連続は人生のボジディヴ精神を斜め上から謳い社会風刺も裏を返せばバンバン効いていた。

この映画に批評を放つ行為自体が既に洗脳され馬鹿な行為で馬鹿な考えなのかと渋々させ考えたり..クライマックス舞台が閉塞的な"あの場所"⁉︎..という題材のおおっぴろげな壮絶感と内容の矮小化された噛み合わない違和感は残る。前作も最後は確かホテルの一室だったので今回も場面配置に苦慮したのかと伺えた。20年の歳月を経て続編を実現させた経緯も資金集めやコメディ映画だからどうしても製作段階が前に進まず苦悩した製作過程もあったそうです。先日行われたジャパンプレミアの舞台挨拶で早くも第3弾製作が公約されたので続編は舞台を1作目は偶然出会う美女を探しにコロラド州。本作2作目は娘を探しにメキシコ。3作目はNYなど大都会で『ホームアローン2』並みに珍道中を繰り広げ長距離旅を枠組みに囚われず実現させて頂きたいものだ。20年前の映像と見比べれば主演2人が歳を重ね老いた事は一目瞭然といえロイドとハリーの中身は前作から微塵も成長を遂げていないので相変わらずバカをやり続ける50過ぎの彼等をラフな姿勢で一息つき堪能する上では最高の映画ではないか。前作の『プリティウーマン(1990年)』風なパロディあり年代問わず年末に向け大笑いし邪気を馬鹿騒ぎな彼等を通じ本域で発散してもらいたい映画ですね。前作の"ワンワン・カー"古ぼけた状態で登場し前作ファンなら興奮MAX!開幕と終幕の普通では許容できない事を冗談1つで解釈が全て疎通される息の合うバディ感最高!第3弾楽しみ過ぎる!個人的に前作より引けは取るも..(金を落とす)元は十分取れ20年振りの腹を抱え腹筋崩壊は覚悟で爆笑と苦笑のトンデモナイ奴等の珍道中。年末に向けバカ騒ぎを!劇場でお勧めです!!~~~~~~
【結論:微塵も成長を遂げぬ破天荒な前向き精神が逆に童心を誘発させ低俗感は最高】