若手敏腕弁護士ジャクソンが殺人事件で起訴された男の弁護を引き受けた、という半法廷モノのクライム作品。
ジャクソンの請け負った2件のケースが実は密接に関連してるという点はナカナカ面白かったけど、作る側が理解してないんじゃ……という印象。ヴィニー・ジョーンズ、ダニ・トレホ、ルーク・ゴスという粋 (？) な面々が登場しているにも係わらずアクションなしというのは詐欺の一歩手前。
何より主役を張ってるハズのティモシー・ウッドワードJr.がどう見ても敏腕弁護士に見えないのが残念というよりあり得ないレベル。秘書にレイプ検査の書類を手に入れろと命じておいて、いざ書類を渡されたら「これは何だ？」とかおかしいだろ……ソレ以前に、顔面偏差値的にも問題大アリなんだけど。
ともあれ、ヒーローたるものせめてヒロインと互角な容姿を……と望みたくなること請け合いな一作。
いっそルーク・ゴスを主役においても良かったんじゃ……イヤ、ルーク・ゴスの敏腕弁護士ってのもちょっと違う気がしなくもないけど (笑)。
