てらっち

ジャングル・ブックのてらっちのレビュー・感想・評価

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)
4.0
赤い花
死んだ木

森に捨てられていたモーグリを見つけた黒豹のバギーラは、ジャングルで生き延びる術を身につけさせるためにオオカミに預けることにした。リーダーのアキーラはモーグリを受け入れ、ラクシャが母親がわりとなりモーグリを育てた。
日照りが続き「水の休戦」が宣言されたある日、片目のない虎のシア・カーンが現れ、モーグリを引き渡させ!さもないと仲間が犠牲になるぞ、、と脅した。シアカーンは実はモーグリの父親の仇だったのだ。
モーグリは仲間を守るためジャングルを離れることを決める。。

人間の村を目指す途中でいろんな動物と出会い、モーグリが自分は人間であることを認め、成長していく物語。。

別れ際にラクシャが「お前は私の子よ。どこへ行こうが、どんな名前が呼ばれようとも、ずっと私の子よ…」という場面がいきなり泣ける。゚(゚´Д`゚)゚。

ディズニーアニメはちゃんと観たことないので比較できませんが、命を狙われたり濁流に呑み込まれたり仲間が死んだり、かなりシリアスなシーンもありつつ、熊のバルーに出会ってからはディズニーらしい楽しい展開や歌もあって、伏線も意外と散りばめられてて、飽きない内容でした♪

動物いっぱいやし映像も迫力あって見応えありました♪
特に、少年以外全てCGってのに驚き!!
動物がリアルで、モッフモフ♪全く違和感ない( ゚艸゚;)
仔オオカミのグレイ可愛すぎやし♡
熊のお腹に乗って川下り、気持ち良さそう♪
出てくる猿が全部意地悪な役なのが、なんかかわいそう(笑)

ラクシャやバギーラ、バルーがそれぞれモーグリのことが大好きで、大切に思ってるのがめちゃめちゃ伝わってきて、ニヤッとしたり切なくなったり。
ジャングルではオオカミらしくしないと生きていけない、人間のモーグリを守るためには人間の村に返すしかないという考えだった動物達の気持ちが変化していく様子も見所。

そして、こんなCGだらけやのに、モーグリ役の子役の演技がほんま素晴らしいです(*´艸`*)
クライマックスの全ての動物の心を一つにしたところは、感動的でした☆

ジャングルのおきて「1匹は仲間のためにつくし、仲間は1匹のために立ち上がる」とか、バルーの言葉「規則はちょっとくらい曲げてもいい、そこから新しい規則が生まれるんだ」とか、心に響く言葉も多い。
めっちゃアホそうなバルーが、結構いいこといっぱい言うので、お聞き逃しなく(ノ∀`笑))

吹替えはちょっと違和感ある役もいるけど、大人も子どもも楽しめる映画です(●´ー`●)
てらっち

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