がみおー

ジャングル・ブックのがみおーのレビュー・感想・評価

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)
3.8
こうしてターザンは生まれたのである(違う)

とにかくフルCGによる動物の表現が素晴らしい。毛並みや皮膚から浮き出る骨の感じ、動作も本物の動物を思わせる。CGの人間(または人間の骨格と同等の生物)ならばモーションキャプチャーによる演技が可能であるが、この世界の動物の動きはどうつけているのだろうか?もし実写版トランスフォーマーのロボット達のように1から全て手作業で調整しているのならば途方もない作業であるが。。。ともあれ確かにこの映像美はアバターの再来と言われるのも納得であろう。

登場する動物たちもそれぞれ個性的で、はー、なるほど確かにディズニーっぽいという感じ(語彙力の欠如)過去にディズニーのアニメ版映画も制作されているが原作は小説であり、既に実写版も90年代に撮られており、更にワーナー版の実写版も再来年公開予定である。私はどちらも未見であるが過去の同名作品も見ておくとより楽しめるかもしれない。

ストーリーにおいて特に驚きはないが、作品のメッセージからは勇気づけられるし、ファミリー映画としては充分だろう。是非ともIMAX3Dの上映中に劇場で観ておくべき。