ハル

きみはいい子のハルのネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子(2014年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「子どもを愛してあげれば、それが子どもにも伝わって自分と同じように行動するの。
そうすれば、世界は平和になるってさ、お母さんって凄いお仕事だよね」
こんなかんじの台詞を岡野の姉が劇中言う。それが印象的。

あたたかい気持ちをもらえたら、
その分だけ自分もその気持ちを伝えてあげたい。わかる気がする。

あと、岡野に姉の子どもが「がんばって」って優しく抱きついて背中をぽんぽんしてるところ。
とても優しい気持ちになるし、見ていて落ち着いた。
素敵だと思った。

虐待を受ける家庭で育った2人のお母さんが出てくるのだが、
1人のお母さんはお婆さんに守ってもらい、「別嬪さんね」と何度も言われた過去がある。
自分の価値を認めてもらい、守ってもらえた。
そんな過去があるからこそ、彼女は自分の子にも瑞希さんにも優しく接することが出来たのだろうなと思う。

最後、岡野さん、神田さんにあげぱん渡せてるといいな。「君はいい子だよ」ってまた寄り添ってほしいな。
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