きみはいい子のネタバレレビュー・内容・結末

「きみはいい子」に投稿されたネタバレ・内容・結末

呉監督作品で虐待シーンあると分かってたからかなり見るの勇気いったけど、優しい作品だった。

この人の作品はぽかぽか陽気くらいの温かさを感じる。
予告編では、本当にたくさんの登場人物が出てくるけどそれぞれの視点での葛藤や苦悩が2時間に凝縮されていて、見る人の年齢や性別、境遇によって感じ方はそれぞれ異なるんだろうなー。

この監督と脚本家(「そこの見て光り輝く」と同じひとたち)は、社会的弱者の現実、人が隠くそうと、他人には知られないように振る舞うような部分を包み隠さず晒し出すから、怒り、歓喜、悲哀な感情に終始揺さぶられた。

リアル過ぎる日常。誰かのために生まれた権利が誰かの権利を奪っていたり(子どもを体罰から守るために、教師が肩身狭い思いをしている現実)。母親が子どもを虐待したり。それを知ってて知らぬ顔でママ友と気を使い合った関係を築きつづけたり。お互いが忙しく理解をし合おうとするもすれ違う恋人。

ポスターや予告編にも出てくる「家族に抱きしめられてくるという宿題」など「抱きしめる」これが、人間にどのような感情を与えるのか。小学生が宿題をしてきた次の日に「嬉しい」「赤ちゃんに戻った気分」「きもい」「恥ずかしい」「不思議」など、毎日家族と抱きしめ合ってる子もいれば久しぶりに抱きしめ合った子もいる。ただ、人と人が体を寄せ合うだけにしても様々な感情が沸きすぎてる、実に生物らしいなと。人間も動物も感情表現の1つとして、コミュニケーションのひとつとして、「抱きしめられたい」らしいので。素晴らしい映画だった〜〜
いじめ、暴言、暴力、育児放棄
それを助けようとした事が、かえって悪化させてしまったり‥暗い感じが漂っています 

小学校の先生が甥っ子に抱きしめれて頑張ってと言われるシーン、それに感化されて、宿題として家族に抱きしめられる事となった子ども達の一人ひとりのその感想が凄く染みます(本当に家族に抱きしめられた後に感想言ってるんだろうなと思うようなコメントの仕方だった)

子どもに優しくしたら世界はしあわせになる、ってわたしも本気でそう思う
子どもの頃の経験って、その後の人生に影響を与えすぎるから、ひとつでもやさしい思い出があったらなぁって
実際どうなんかはわからへんけど、、。

けどほんまになんか愛情不足とか自尊心が低すぎるのとかそういうのって
なんかリアルすぎて、しんどい


気抜いたら自分語り止まらんなりそうなぐらい自分の体験と重なる部分があって、今このタイミングで観てよかったなって思った!

「がんばって」されたすぎ( ´ω` )

落ち着いたら原作も読もう
めちゃくちゃに心揺さぶられた。映画のジャケットをみて尾野真千子が池脇千鶴に抱きしめられるのは分かっていたのでどのタイミングでくるんだろうと思いつつ、私までドキッとしてしまうような鋭い質問もいくつかあった後にまさか2人が同じ境遇だったとは。
「うちの子になる?」という質問、1回目は凄くびっくりしちゃったし虐待にあってるかもしれない子供を助けたい的な意図かと思ったけど実は母の為だったのだと2回目の質問で分かって、ものすごくぞわぞわしてしまった。

母親からされた事と同じことを自分の子にもしてしまう母親。じぶんがしてもらえなかったことを沢山子供にしてあげる母親。
どちらにせよ虐待で追った心の傷は一生癒えることがないということ。改めて虐待って凄くリアルだし難しいテーマだなとおもった。

学校編も良かったシーンがたくさんあるんだけど かんださんを最後なんとかして欲しかった。ただただもやもやする。障害の子とおばあちゃんの話、心温まった。癒されてしまった。そして先生からの難しい宿題でハグの偉大さに気付く。子供たちのストレートすぎる感想が胸に突き刺さった。
でもやっぱりラストがなぁ〜。。もやもや。。虐待についてどう向き合うか考えさせられるラストだった。

みんな真っ直ぐで苦しい。

小学校の中の雰囲気の再現度がすごい。ママ友同士の雰囲気もすごい。ひとつ何か起こると、まるで重大な事件が起きたみたいに騒ぎ立てる。それが、募りに募ってずーーーーっと爆発寸前みたいな状態になるのが描かれてる。

岡野先生がすごく良い。初任らしく、全力でぶつかってるのもすごく良い。教室の中が一旦ざわつき始めたらなかなか直りにくいはずなのに、宿題として出した、家族に抱きしめられてくること!が教室の雰囲気を変えていく。子どもたちに、家族に抱きしめられてどう思った?って聞いていくシーンは涙腺崩壊する。教員が子どもたちを救おうとするのには限界がある。悲しいけど、踏み込んではいけない領域もある。それがちゃんと示されていて良かった。

ひかるくんママは、序盤ちょっと嫌味だなぁと思って見てたけど、結局こーいうママが周りを救う気がする。こんな母親になれたらいいなぁなんてぼんやり思った。大人になればなるほど、気づいても言えないことばっかりな気がする。

原作読了済。原作も良かったけど、映画も良かった。心があったかくなる作品。それでいて、すっきりするわけではなく、問題提起された部分が全て解決していないところもこの映画の良さだと思う。子役の子どもたちの演技力が凄まじい。笑 キャスティングはベストだと思う。

人に向き合うこと、ちゃんと伝えること、ってほんとにほんとに難しい。けど、難しいからって投げ出したくない。
序盤、自分の小さかった時を思い出すなぁ。 母は母で、きっと精一杯だったろう。
「おじちゃんに頑張ってってしてあげな?」のとこでもう駄目だった。胃の中の何か固いものが溶ける感じがした。
“宿題” の件、出てくる子どもたち、すごく自然だなぁ…。どうやって撮影したんだろ。ちょっとドキュメンタリーみたいな感じがする。
実家帰ったら“宿題” しなきゃね。最後に誰か抱きしめたの、いつだ?
様々な問題を抱えた登場人物のパラレルストーリー

抱きしめられたい
こどもだって、おとなだって

愛情を伝える事の大切さや、伝えれば伝播していくんだという事を教えられる。

【印象に残ったシーン】
先生が出す宿題
導入部分から救いはない。
主役の教師は頼りない。ママ友はお気楽能天気。
ではどこかに救いは在るのか?

虐待された経験のある子供は自分の子供にも虐待する確率が高いらしいが。
虐待の連鎖は自分でどうにかするしかないのか?
その強さを持ち合わせてなかったら?

真っ直ぐで純粋な想いと。包み込む強さや優しさと。

他人事じゃない。絶対に、他人事であってはいけない。
「相手に優しくしてあげれば、
その子も他の人に優しくなれる。」

それぞれの問題を抱えながら、
愛情と温かさを、与え合い、分かち合う。

親を選べないこども。昔の傷はいくつになっても癒えることはないけど、いつかはきっと「何か」が救ってくれる。

こどもも、大人だって、
ぎゅっと抱きしめて欲しい。
あなたはいい子だよって、
温かい愛情を感じたい。
自分もそれを他の人に与えられるような
温かい人であり続けたい。

いつか出産、子育てと経験することがあると思うけど、何かで悩んだ時には、
この作品に助けてもらえると思う。

自分の何気ない生活の中で、
本当に大切なものへの想いが
薄くなってしまっている今、
改めて何が大切で、自分が今どれだけ
幸せなのかを気付かせられた
温かくて人間味溢れる作品。
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