きみはいい子のネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子2014年製作の映画)

上映日:2015年06月27日

製作国:

上映時間:121分

4.0

「きみはいい子」に投稿されたネタバレ・内容・結末

評価が高いので見た。決して面白くないわけではないが、自分には合わなかった。
子供達に「家族に抱きしめてもらう」宿題の感想を聞くシーンは、子どもたちの答え方が自然すぎて、ドキュメンタリーなのか、演技なのか、、、。あれが演技なら本当にすごい。
確かに虐待する母親には過去に虐待された経験のある人も多いとは聞くが、客観性に欠け、虐待している母親を正当化しているように感じる作品ではあった。
尾野真千子さんと、池脇千鶴さんの演技はいい。
呉美保監督の作品は、そこのみにて光り輝くに続き2作目。
そこのみにて〜は正直、そこまで好きではなかった。
絶賛されるのも分かるし、とても良い映画なんだけど、私個人の精神状況が宜しくなかった為かな。とても疲れた。疲れた以外の感想がない。


あと、主要の登場人物に問題があると思う。
綾野剛、菅田将暉。2人とも連日CMでテレビよく見る2人。
どんなにシリアスなことを言っていても、「あー、CMでチャラケてる人ね?」と思ってしまう部分は少なからずあると思う。


今作は先に結論を言うと、個人的には邦画の歴史に残る素晴らしい作品だと思ったんだけど、
その理由として、普通の人が、普通に演技をしていることだと思う。
もちろんテレビでもよく見る尾野真千子や高良健吾も出ているけど、それ以上にこの作品の魅力を形成しているのは、
あまり有名じゃない(私が知らないだけかもしれないけど笑)普通の顔をした子役たち。
彼ら、彼女らのそのナチュラルな演技ひとつひとつが、馬鹿みたいに光り輝いている。
高良健吾が出した宿題の結果を発表する児童たちひとりひとりの声は、あぁ生きていくってこういうことだなって、切に思わされる。
小さな仕草や言葉で救われることっていくらでもある(姉の息子に「大丈夫、大丈夫」って言われるシーンとかね)。


この作品を理想主義的すぎるという人がいる。甘ったるい、ありふれた解決法を示しただけだとか、現実はもっとダークだ、とか。
確かにその通りだし、分かってても上手くいかないのが現実だ。
だけど、私は映画……というか物語全般についていつも思うことなんだけど、どんな形でも「希望」を示せないものに意味なんてないと思う。
ただただ暗い現実を描くだけなら、映画なんて必要ない。わざわざ映画にしなくても、現実自体がそういうものだから。
この映画を見て「現実はもっとハードだ!私はこんな映画じゃ救われない!」という人もいるだろう。そりゃそうだ。ひとりひとり違う人間だし、傷の深さだって異なる。
だけど救われる人もいるかもしれないと僕は思うんですよ。
この映画を見て、誰かを抱きしめることで、誰かを救う人がいるかもしれない。


全ての打ちひしがれた人達には届かないかもしれない。
でもきっと救われるべき、誰かのためにこの映画は存在する。
久々の、「あぁ、こういうものが観たくて、俺は映画を観るんだ」と思える映画でした。
問題は複雑だけど、意外と簡単なのかもしれない。誰もが抱きしめられることができたら。
みんないい子。゚(゚´Д`゚)゚。👍
 学級崩壊に悩む教師、娘に手をあげてしまう母親、認知症の疑いがある独居老人の話。

 限定された空間で限られた登場人物たちが群像劇で、それでいてそれぞれが交わらないという作風にクライマックスでそれぞれが少しだけ変化するというのはよかったです。

 ただ、あまりにも淡々としている作風は個人的に好みではなくて退屈極まりなかったです。新人教師の担任のクラスは学級崩壊をしていてモンスターペアレントやいじめなどの不快な問題が山盛りで恋人ともうまくいっていなかったり。この恋人の描写も中途半端ではたして必要なキャラクターだったのか謎でした。
 そしていじめ問題とかをどうやって解決するのかと思いきや、ただのハグでさっきまで冷酷無比で情けをかける必要ないくらい極悪非道な子どもたちだったのが一転して変化してしまうのとか受け付けなかったです。

 子どもに手をあげてしまう母親のエピソードも子ども手を挙げる描写が延々と続いて、これをどうやって変化していくのかと思いきや、ハグして終わり。というのもいったい何だったんだろう。と外野からは思ってしまいました。
 認知症気味の老人と子どもの交流も淡々と静かに描かれていくので恐ろしく体感時間が長かったです。

 教師のお姉さんが「子どもが幸せなら世界が平和になる」みたいなことを言いますが、そんなことは誰だってわかっていて、子どもに手を挙げて悩んでる人にそんなこと言ったらキレられること間違いなくて。それができないからどうしたらいいんだろう。という内容でした。
それぞれが精一杯なのにうまくいかないところがわかりすぎてつら

どうしたらいい子になれるのかな、って男の子がつぶやくところ

神田さんがどうなったのかとても気になります
健やかな生活環境に身を置いて欲しいと切に思います

今の教育現場、実際いろいろ聞くけども大変だよな

小さい子供がいる母親目線から、どの母親の気持ちも分かって切なかった
尾野真千子の冷たい視線
わかる 再確認
後悔するくらいならトゲトゲしないで丸くありたい

池脇千鶴はさすがです
尾野真千子は 池脇千鶴の余裕っぷりへの焦り、妬みが無言で溢れ出てた

誰だって子供をかわいがりたいよな

『がんばって。がんばって。』
のところとってもかわいかった

今は子供の方が、だっこしてー!だけどあと何年ギュッとできるんだろって考えさせられた

終始曇っていたけど、最後に晴れてきてよかった
晴れたついでに神田さんにも光が射していてほしい
後半一時間、号泣。
見終わったあとに、パッケージ見るだけでまた泣けてしまう。
見てられない、目を背けたくなるシーンも多々あり。

「あの子、私の真似して抱きしめて背中ポンポンってするの。私があの子に優しくすれば、あの子も他人に優しくするの。子供可愛がれば世界が平和になるわけ。母親って凄い仕事でしょ!」

大人だって、母親だって、先生だって、子供だって、それぞれ悩んでるんだよね。

高良健吾が出す宿題も、池脇千鶴と尾野真千子のシーンも涙腺崩壊。
何かが起こったとしても、誰かが少し関わるだけで、救ったり救われたりする可能性がある。

大切な人をしっかり抱きしめられる大人になりたい。

追記
高良健吾が出した宿題への子供達の答えは台本ではなく、子役達の言葉らしい。すごい。
丁寧でいい映画だったと思う。自分は子どもを育てたことも、接することも全くないから共感はできなかったけどいつかこの映画を思い出す時があるかもしれない。
メインの役者陣がそれぞれのキャラクターと立場で凄く光っていた。
みんな誰かの子どもなんだなあ。
人の幸せって?
「ご飯を食べて、お風呂に入って、布団に入って、お母さんにおやすみって言ってもらうこと。」
普通のことやけど、こんな日常のことが普通にない世界でそんな幸せを求めることが難しい。特に子どもにとってそれは本当に難しいこと。
人と違うことは誰にでもあるかもしれないけどそれが辛くて生きづらくしていて、でもそれをそっとわかってくれて抱きしめてくれる人がどこかにはいる。
現代の子どもは本当に愛情を受けることができていなのが伝わってきた。

こんなことは社会の中でいっぱいあってそれぞれの人の中で話は続いている。ラストシーンで訪ねた家の子もいじめられてた子もまだまだ解決していない、この話は終わることはないんやと思う。
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