きみはいい子のネタバレレビュー・内容・結末

きみはいい子2014年製作の映画)

上映日:2015年06月27日

製作国:

上映時間:121分

4.0

「きみはいい子」に投稿されたネタバレ・内容・結末


家庭、学校の現状が過剰すぎず、でも美化され過ぎず表れてる映画。

尾野真千子の虐待のシーンはショッキングだった。子どものリアクションがリアルで目を背けたくなった。

小学校時代、自分のクラスもいろいろあったけど、そこには苦悩してる親がいて、そのクラスをまとめようと先生は必死だったんだろうなあって昔を思い出した。

ドキュメンタリーのような静けさを持ちながら、最後のクライマックスで音楽とともに、子どもと向き合おうとする親と先生の姿が描かれてすごく良かった。

児童虐待のニュースとかで、教師が早く気づいて助けられなかったのかと思うことがあったけど、教師が踏み込めない領域が家庭にはあるのかとこの映画を観て気づいた。
でもだからこそ、高良健吾が最後に虐待を受けてる子どもの家に行って、どうなったのかまで描いて欲しかった。

高良健吾演じる新任先生が主人公だと思いきや、様々な立場の人にスポットライトが当てられ、様々な視点から子どものことを考えられる。
序盤、見ているのが苦しかった。
児童虐待、発達障がい、いじめ等、さまざまな問題が詰まっていた気がする。担任の先生の負担が大きすぎてそこにも苦しくなった。

尾野真千子を池脇千鶴が抱きしめるシーン。児童虐待を許容する訳では決してないけれど、加害者にも抱えている背景があるということを改めて感じた場面だった。

抱きしめられたいし、抱きしめたいと思う映画でした。

みんながみんな事情があって、やさしくできなかったりそのことに苦しんだり、やさしさと思って行動したことで苦しめたり。

ハグの宿題に苦しむあの子の親の気持ちだって、誰にもわからない。
わからないからこそ、わかろうと努力したくなった。
ひろやくんのお母さんとおばあちゃんのやり取りの場面で号泣

自分がいっぱいいっぱいの時に見たから人恋しくなって同時にすごく悲しくなって、好きな人に抱きしめられながらわんわん泣いた
みんないろんなこと思ってて経験してて人間
しんどい
虐待、認知症、障害、学級崩壊、、、全部重いテーマなんだけど、それぞれにしっかり優しさが絡んでくるからほっとできた。

高良健吾がモンペアや学級崩壊に対して文句言いつつも、逃げずにしっかり向き合おうとしてる姿がいい。優しさがたっぷりあっていい。

高良健吾、尾野真千子、池脇千鶴がもうとにかく演技うまくて、表情だけで伝えてくるような…。

生徒の抱きしめられた感想のところ好きだな〜〜。
子どもはやっぱり自分の親が好きなんだなと、、
愛を与えるためにはただ、なにも言葉はいらず抱きしめてあげることが一番なのかもしれない。
池脇千鶴演じる大宮が親からの暴行を暴露するシーンで涙が出ました。尾野真千子演じる水木は親からの愛情を受けたことがないから、子供に対してもきつく叱ってしまうのだなと。
ラストのシーン凄く気になって終わってしまった。
いい話ではあるのですが…
虐待と認知症及び障がいのある子どもの交流の方は上手くまとまってると感じましたが、学級崩壊の方がちょっと。
子どもを抱きしめて優しくしてあげることで、子どももまた優しく接してくれることを学んで宿題として抱きしめられることを出す訳ですが、家庭で虐待の疑いがある子どもに対してあまりにも酷な宿題であり、しかも子どもに絶対やってくると約束させてしまっている。教師自身は何も成長してないことがそこから分かる。そもそもその宿題を課して、子どもに感想を言わせるところもなんだか狙いすぎだし、それによって学級崩壊やいじめの問題は何も解決していないのに、教師が満足してるだけである。
評価が高いので見た。決して面白くないわけではないが、自分には合わなかった。
子供達に「家族に抱きしめてもらう」宿題の感想を聞くシーンは、子どもたちの答え方が自然すぎて、ドキュメンタリーなのか、演技なのか、、、。あれが演技なら本当にすごい。
確かに虐待する母親には過去に虐待された経験のある人も多いとは聞くが、客観性に欠け、虐待している母親を正当化しているように感じる作品ではあった。
尾野真千子さんと、池脇千鶴さんの演技はいい。
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