予告編から、これは保育者として見るべき作品だと思い鑑賞。
邦画らしく淡々としていて派手な演出がないところがとても良い。
シンプルにただ今ある現実や問題を切り取り映し出した作品。ただ見せ方は絶妙で尾野真千子の表情や不穏な空気感、子ども達のリアルな意見、クラスの雰囲気、高良健吾の頼りない感、自閉症の男の子の話などどこをとってもよく作りこまれているのに、自然でドキュメンタリーを見ているよう。
高良くんが神田さんの目線の先に気付く最後のシーンには涙が溢れました。
終わり方は賛否両論あるみたいだけど
どう持っていっても綺麗ごとに写ってしまいそうなので、私はあの終わり方でよかったのだと思います。
