あづ

きみはいい子のあづのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.6
観終わってからいろいろ考えてるうちになんかよくわからないけど涙が出てきた。なんの涙か自分もよくわかってない。うまく説明できない。

過去に親から虐待され自分も子供に虐待する親、学級崩壊をおこしてしまう新米教師、障害者の親、ママ友の輪、モンスターペアレンツ、、、なんか、多分リアル。
自分はまだ親にもなってないし教師でもないけど、それぞれ抱えている問題や苦悩を知って胸が痛くなるほどがんばれ!って思った。

どんなに親に叩かれても押し倒されても、健気に求める子供の姿に胸がぐわぁーんってなった。いつか自分に子供ができたらいっぱい抱きしめてあげたいと思います。結局子供には親がすべてなんだろう。子供はすごいな。子は宝だな。でも大人だって、一生懸命がんばってるんだよ。大人だって泣きたいんだよ。誰かに抱きしめられていい子いい子してもらいたいんだよね。

尾野真千子も高良健吾も演技がうまい!しかし池脇千鶴。あれは本当に子供2人産んでた。リアル母ちゃんだった。

すごくすごく言葉にするのは難しいけど、本当に観て良かった。


余談
ストーリーがすごく考えさせられるものだったのに、高良健吾のかっこよさに終始胸がときめいていた事実。こんな時にああもう自分はなんてバカなんだ。不謹慎だーと思いながらも、白シャツの高良健吾、子供を抱く(抱かれる)高良健吾、息切れする高良健吾………好きです。
あづ

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