あづ

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Yearsのあづのレビュー・感想・評価

4.4
初日に鑑賞!
63年から66年までのバンドのツアーを中心としたドキュメンタリー。主に初期に重点をおいている。
今じゃ信じられないことが本当に起こっていて、知っていても映像で観ると改めてびっくりしてしまう。
リヴァプールの田舎少年から一気に世界的スーパースターにのし上がるその凄さの裏にはスーパースターにしか味わえない苛立ちや苦悩が存在していた。

だってねぇ、、終始えげつない悲鳴があちこちで上がる中、失神者続出の中、しまいには席を抜け出して走り回って捕まる客のいる中、、そんなカオス極まりない環境で演奏したって誰も聞いてやいないし、自分達でさえうまく聞こえないのに、そんな状況なのに息の合う演奏をしている。本当に本当にすごいことだよテクニックもそうだしメンタル的にも。

最後のライブとなった屋上ライブがもうめちゃくちゃカッコよすぎて涙。なんなんだ。あれで20代?その貫禄はなんなんだ。そんなカッコいい4人が楽しそうに演奏していた姿は嬉しくもあり切なくもなった。

キリスト以上のビートルズよ永遠に。
ポール、リンゴ、長生きしてね。
あづ

あづ