オクダ

きみはいい子のオクダのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.5
冷たく暗い青白い部屋。
ヒトは他の誰かに見て欲しくて、認められたくて、褒められたくて、抱きしめられたくて生きる。でも、それを他の誰かにすることを怠ってしまう。
ラスボスを倒せば世界が変わるような話じゃない、日常の陰に本当の敵は潜んでる。
でも、踏みしめるべきその僅かな一歩は、人生を変える一歩だ。映像の質感、表情、言葉の隙間に様々な感情が落ちてた。この一歩に多くの人が気付いて、隣の誰かを愛せる日を願いたくなる作品でした。
大丈夫、きみはいい子。
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