こじこじこじか

きみはいい子のこじこじこじかのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.5
①自分の娘を虐待している母親とその娘の話。②育児放棄をされている生徒と先生の話。③認知症の独り暮らしのおばあちゃんと自閉症の子どもの話。

この3つの話を軸に物語が進行しています。どの話も、子どもと大人の関わりが描かれています。

子どもも大人との関係性に悩んでいるけど、大人だって子どもとの関係性に悩んでいる。子どもも逃げ場はないけど、大人だって逃げ場はない。

虐待されたって「きみはいい子」なんだよって周りの大人たちが言ってあげなくちゃね。でも、そんな子どもとの関わりで辛い思いをしている大人にも「きみはいい子」って言って抱き締めてあげなくちゃ。

みんな大変だけど頑張っているんだ。頑張ったらご褒美がきっともらえるよ。世界の全ての人に向けた応援歌がこの作品にはありました。
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