だも

きみはいい子のだものレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.3
〖個人的評価〗
ストーリー ★★★★☆
泣ける度 ★★★☆☆
切ない度 ★★★★★

近年見た邦画で一番好きかもしれない。邦画の良さもじわじわ分かってきた今日このごろ。

ストーリーはいくつかの家庭の目線で進む。中心は小学校の先生と、父親が単身赴任でいない親子。そこにまた何人もの人、家族が関わってくる。
これを聞いただけでも切なさを感じていただけそうな...。

客観的に見られるから、いろんな人の気持ちが分かってすごく切なくなる。でも、逆にじーんと温かくなるシーンもある。

邦画ってやっぱり繊細な描写とか、感情の表現が凄い。この作品はそれらがすごく生きている。またそういうのを見逃したくなくて見入ってしまう。

エンディングの受け取り方は人によって全然違いそうだけど、私はプラスで受け取った。でも伏線が残りすぎて、エンディングだけは物足りなかった...。

色々言うとネタバレになってしまいそうなので、是非実際に作品を見ていただきたい。ホロッと泣けて、フワッと温かくなるような素敵な作品です。
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