2017.07.31
【がんばりすぎてる人へ、ゆとりってわるいもんじゃない。】
なんかの予告でたまたま見て、なんとなく手に取った作品。なんとなく時間があったからなんとなく再生して見たけど、びっくりするぐらい美しい作品だった。時間を忘れてしまうほど世界観に吸い込まれていった。
学級経営に苦しむ新米教師、未就学児を持つママ、家族を亡くした老婆。3人の話が交互に入り混じりながら話が展開される。とにかく役者の演技もすごすぎる。すっとストーリーに飲み込めてしまうくらいリアルだった。
この作品で、ゆとりを持つことがどんなに大切か気づかされた。この世の人すべてがゆとりを持って人々に接することができたら、もっと豊かな世の中になるんじゃないかと思った。ゆとりも、焦りも、実は周囲に伝染するものなのではないだろうか。
何か結論があるわけではないけど、心のゆとりを大切にしようと思えた。心をリセットすることができた。呉監督の作品をもっと見たい。そして、ゆとりがなくなってきた頃にまたもう一度見たい。
