ラース・フォン・トリアー監督の最新作で、性欲の異常亢進を指す色情狂(ニンフォマニア)である女性、ジョーの半生を描いた作品。その後編。
Vol.1と比べてシリアス寄りのバランスに舵を切ってはいるが、それでもブラックユーモアは健在だった。
Vol.2で語られるジョー(シャルロット・ゲンズブール)の過去は、映像的にも内容的にもVol.1とは比較にならないくらいハード。
そんななかでも映像や会話でシュールな笑いを取ってくるサービス精神旺盛なラース・フォン・トリアーに感服した。
と言うよりジョーが自身の過去について核心に触れる話をしているこの期に及んで、セリグマン(ステラン・ステルスガルド)合いの手が、Vol.1よりすっとんきょうさが増してるところに笑いを抑えられない(笑)
あとやっぱりラストがひどくて良い(笑)
Vol.1とVol.2で4時間の作品となりますが、まとめて観る価値はありました。
どっちもとっても面白かったので大満足です。
強いて言うならモザイクがかかってたので、是非ともノーカット版を観たいですね。
オススメです!