ラース監督によって描かれる、
あるニンフォマニア(色情狂)の女性、ジョーの半生。の後半。
いわゆる、胸糞映画。救いようのない主人公から少し「嫌われ松子の一生」を思い出しました。全然違いますね。
Vol.1の最初に自ら処女を奪ってと頼んだジェロームと偶然また出会い、子供のマルセルを産む。
その後も2人の性行為は続くのだが、ジェロームは自分1人でジョーを満足させられないと思ったため、他の男と関係を持つことを頼み、ジョーはその後多くの男性と性行為。
そしてある日突然、ジェロームはジョーに自分を愛しているのか問うが、、という話。
ジョーにとって愛とは何なのかが最後までよく分からなかった。やっと愛せる人が見つかったと思ってもすぐに離れ離れに。その繰り返し。
ラスト最高。放心状態になってしまう程どうしようもないラスト。
ラース監督のカメラの感じも好き。臨場感というか、ブレッブレなの良い。
これはかなり好きな映画になりました。ともだちや親にオススメできるかと言われたら、まあできないですけど。
ただし、ただのおピンク映画ではないので平気な方はぜひ！ぜひ！
中3の私にはまだ早い気がする作品でもありました。きっと大人になったらまた違う見方が出来ると思う。
