お勧めされていたけど、取っておいた作品を観た。アン・ハサウェイ演じるジュールズは、バリバリ仕事をしながらも、家庭、旦那、育児、同僚との関係で少しずつ、つまずいていた。美人で仕事ができ、穏やかな専業主夫の旦那など自分の理想を手に入れているように見えるが、ママ友からの嫌味、同僚からの時間管理に対する指摘、旦那の浮気などが重なり、精神的に追い込まれていく。その時、ロバート・デ・ニーロ演じる、シニアインターン生、ベンの経験や人間性に触れ、ジュールズの心底疲れ切った心身は徐々に回復し、さらに、トラブルと向き合う勇気を持ち、つまずきは一つずつ改善されていく。
人間性、仕事、子育て、家庭など自分がどう向き合うか、シニア世代から学ぶことは多いなと思った。ジュールズの母親の家に侵入するシーンでは、オーシャンズシリーズに見立てて、BGMも流れ、寄せているあたりがさすがロバート・デ・ニーロだと思ったし、節々にギャグセンスがあり、面白く、お勧めの一本となりました。
