このレビューはネタバレを含みます
ベンが妖精みたいなおじいさんで観てると浄化される
キャリアウーマンを描いた映画だと
愛のために女はキャリア捨てがちで恋愛至上主義を感じて嫌だったけど、この映画はちゃんと「夫に浮気させない為に会社を捨てるのか？」とベンがバッサリ言ってくれた
言葉にされると確かに…と
自分もなんだかんだ家庭を優先する事が美しい事なんだと思い込んでいたんだなぁ
ママ友達はその美しい人なんだろうけどジュールズにママとしての仕事を押し付けないと気が済まないのは何故なのだろうか
自分の美しさに後ろめたさでもあるのか？
最後までベンとジュールズが友人関係なので安心して見られた
ベンはジュールズを尊敬し距離感を間違えないように気をつけて立ち回れる人で、
説教臭さや図々しさを一切感じない
最後の特典映像で「ベンみたいな人が周りに1人はいるはず」的な事が言われてたけどさすがに居ないわ
若い女とおじさんの恋愛モノにうんざりしてる人にオススメ！
