3回目の鑑賞。
40年間していた仕事を引退したベンは多彩な趣味はあるも物寂しさを感じていた。そんな時ファッション通販のシニアインターンに応募。社長であるジュールズの部下として働くこととなる。
ジュールズも最初は戸惑うもベンの紳士で優しさと気遣い溢れる所に惹かれ、徐々に気を許していく。社長・妻・母そして1人の人間としての在り方に気付かされるストーリー。
1人のシニア男性が若者だらけの会社に少しずつ影響を与え、いつも地道に努力してきたジュールズの価値観をいい意味で崩していくところに見応えがあった。
男女差別についても考えるさせられる作品。そして"なにかを始めるのに遅すぎることなはない""相手を大切にしようとする心さえあれば、コミュニケーションは世代を超えられる"ということを学べ、気持ちを前向きにさせてくれる優しさとユーモア溢れる作品。
