全体的に見やすく面白かったです。
ロバート・デ・ニーロは流石の一言。
クラシックかつ円熟した紳士ぶりが素敵です。
アン・ハサウェイのピリピリした繊細なバリキャリ感、既視感があります。リアル。
泣きの演技がいいですね。鼻まで赤くして大きな目でボロボロ泣く顔が子供っぽくて、ベンとの良い対比になっています。
新進気鋭の若き女性経営者を、経験豊かな老年インターンがサラリと手助けをするというストーリーはおとぎ話めいた優しさがあり、円熟とは良いものだなと感じ入りました。
メール削除騒動の後の飲んだくれて持論を熱く語ってしまうくだりなど、働く女性あるあるだな…と深くうなずきました。
モブキャストの身なりや言動、パーソナリティーも含め、新興ネット系企業の雰囲気がよく表されていて、ニヤリとします。
しかし夫のアレはアレでいいのか？
あれじゃまた繰り返しそう。
さて、夫婦の問題は片付きましたが、会社の問題は放りっぱなしになってるような…。
あの結論で出資者は納得するのでしょうか？
続編のための伏線なのかな。
