あずさ

シネマ歌舞伎 野田版 鼠小僧のあずさのレビュー・感想・評価

3.6
歌舞伎ってこんな感じアリなんだ?!
と、歌舞伎素人でもびっくり楽しめる作品でした。

物語は野田秀樹作演のもの。
とにかくテンポがよく、笑わせてくれながら、グッとつかむところ掴んでくる。

カット割りもしっかりしていて、生で見るよりもお得感があるような。
ああでも、この臨場感をライブで味わいたいという思いも。
舞台美術もとてもよかった。

歌舞伎 とは、元来「傾奇者」であるというのをしみじみ感じた。
最近の新作歌舞伎も見ながら、古典歌舞伎にも手を伸ばしたくなるほど、興味そそられる作品でした。
あずさ

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