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ダーク・プレイスのTENのレビュー・感想・評価

ダーク・プレイス(2015年製作の映画)
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A24

ギリアンフリンはゴーンガールでもそうだったけど群衆とか一個人としてとか、人間のいや〜な部分を描き出すのが上手。原作読んだ事ないからどこまでが原作の再現度なのかは知らないけど。ギリアンフリン原作の映画はいつも腹立たしい気持ちの芽を植え付けられる。

でもこの映画は少しだけ明るめの終わり方だった。自分の苦しい部分や過去、弱い部分と向き合って乗り越えよう、みたいな。ペシミズムすぎるのは辞めよう!的な。

前半の方はどんより感とか暗さに弾き込まれるし面白かったんだけど、オチがあっけなかった。そんな事あったんかい!っていう(笑)でもこれは、目を閉ざした部分には思いもしない物語が眠っているよ、っていうメッセージを込めた作りなのかな。

デモニックいと近寄り難し。
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