ストーリーとはちょっと離れますが。
子供は実の母親にどんな暴力を受けたとしても、母親を憎んだりしないらしい。
ましてや警察から聴取を受けたとしても、全力で母親の犯行を否定するそうだ。
それだけ子供にとって母親は偉大な存在。
って言う話を、作品を観ながら思い出していました。
タイトルの通り人間の心の深い闇を描いたこの作品。
守るべき人を見誤ると人生が一変する。
でもそれは傍目から見ていた場合。
当の本人にとってはそこに絶対の愛があるから、見誤っているなんて周りから言われたって、譲れない。だって守ることが自分のココロそのものだから。愛だから。人生そのものだから。
救いって一体なんだろう?
ただただ切ない。
普遍的なものはただ愛だけ。
作品のテーマ的にだと思いますが、シャーリーズセロンやクロエの美しさを抑えているため、美しい姿を知っている僕としてはより深くダークな気分に陥った(笑)
ニコラスホルトまでイマイチかっこよくないなんて…
ある意味一貫性があってよい。