「ゴーンガール」の原作者のG・フリンの小説「冥闇」の映画化という事で、「ゴーンガール」がただのサイコ女の話しとしか思えなかった私にはきっとこれも合わない世界観なんだろうと覚悟はしていた…やはり終始に暗くやりきれないモヤモヤとした感じに包まれる。
主人公が犯罪被害者を利用して働きもせずに善意の寄付金で生活しているってところでまずダメだった。登場人物の殆どがクズばかりでイヤになる…。あの人の選択は追い詰められていたとしてもどうなんだろう…わからん(´・ω・`)「ゴーンガール」とは違い、ラストが前を向く感じだったのが救いでした。
シャーリーズ・セロンは歪んだ性格から少しづつ事件に向き合うという難しい役を見事に演じていましたし、クロエ・グレース・モレッツもホントにムカつくくらいにビッチ女を演じきっていてキャストには文句はないです。
細かい謎が回収されていないしやっぱモヤモヤ…それでも巷の評価の高い映画なので、単純に私の歪んだ性格に合わなかっただけなんだろうと思います。