ハリウッドでもこんな地味なミステリーを作るんだという印象であった。
女性作家ギリアン・フリンの推理小説が原作。
少女時代に家族を殺害されたリビー、実兄が容疑者として逮捕される。
それから数十年が経ち、大人になったリビーはいまも当時の事件のトラウマに苦しめられていた。
あることがキッカケで、収監中の兄と面会するのだが…
子供時代に巻き込まれた一家惨殺事件、トラウマを抱えながら数年の時を経て、真実を暴いていく女の物語。
シャーリーズ・セロンが悲劇の女性を演じ上げる。
地味で生々しくその上、重い内容の推理映画。飛行機で見たくなる映画だ。