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ドラキュラZEROのmatchypotterのレビュー・感想・評価

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)
3.4
たまにはポラーにもアクション要素を、と。

ルークエヴァンズって中世とか伝説とか鎧が似合う男。

ここ最近だとガストンのイメージに持っていかれるが、優しさや忠義や強い志の中に、野心というか、一歩間違うと悪に染まるようなスレスレの役が似合う。

人相がそういう感じ。良い男で優しいんだけど、ただそれだけではない、という感じ。

さすが、レジェンダリー。
映像美と迫力。そして、ドラキュラの底知れぬ圧倒的な力。
その表現が美しさと力強さの両方を兼ね揃える。

中世らしい、目には目にを、的な。
結局は力のある者が正義になってしまう世の中なので、だったら、誰にも屈しない力を手にしてしまえ、と。

「あ、そうだ、あれだ」みたいな割とすんなりすがるとことか、すがってみたら案外簡単に力を得る。

3日間、血への渇望と戦い、もう少しで!のところで避けられない、耐え難い事が起こる。

これにより、人としての生き方を捨てるか否かの葛藤、、、かと思いきや、そこは、まぁ、そうなるよね、と。

何か『ブレイド』っぽい。
中世という時代とスケールで壮大な話ではあるが、ドラキュラという闇の力を得て、その力で守るべきものを守る、屈せず信念貫く、みたいな覇道の極み、みたいな部分でかなり近いと思う。

あのコウモリを操るシーンは圧巻。
リアルドラゴンボールみたいな感じ。
あれは男の子的には憧れる。
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