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グラスホッパーのKのレビュー・感想・評価

グラスホッパー(2015年製作の映画)
3.4
伊坂幸太郎原作3作目

日韓米での伊坂幸太郎原作の映画化を見たが、今作はシジミやバームブラック、群集相の話など、3作の中でやはり一番日本の小説原作らしい要素が多かった気がする。
殺し屋それぞれが殺しのスタイルを持ってる設定やバトルは良かった!
特に山田涼介のアクションと演技が良かった!

ただ鈴木、蝉、鯨の3人が軸で物語が進んでいくが、最終的に絡み合うのかと思いきや、全く別の話でもよかったんじゃないかってくらい絡まなかった。
メインの鈴木、押し屋、教え子、寺原の方は教え子や押し屋の過去や因縁の深掘りは特にないくせに、蝉と鯨の深掘りが多かった。その割には二人は寺原や鈴木とこれといった因縁があるわけではなく、最後も二人のバトルで完結してる。
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